富士山登山渋滞

富士山の山開き後一番の人出が予想されるのが、6月30日と予想されていました。天候には恵まれてませんでしたが、多くの人が登山されたと思います。登山の帰りに忍野八海にも立ち寄って頂くと嬉しいですね。富士山は、世界遺産に登録されていますが、その登録は富士山だけではなく、富士山の周辺の遺産を含みます。忍野八海もそのひとつです。江戸時代、富士山信仰が盛んだった頃、この忍野八海の水で体を浄める、富士山に登ったと聞いた事があります。多くの年月をかけて、富士山から流れてきた湧き水で体を浄めてから、富士山に登る。 歴史の重みを感じます。

IMG_0216

 企画書を初めて書く

私が、忍野八海のボランティアをすることになったきっかけは、自宅にアメリカのユタから来た留学生を富士山に案内した時、富士山だけでなくその周辺観光もと、私が子供の頃に行ったことがある忍野八海に案内したところ、綺麗だった湧池がコインだらけな様子を見たことが動機でした。あまりにショックで。そして、早速、翌日の朝には忍野村役場に電話をしてました。そうしたら、忍野村役場の方々が私の話を聞いてくれると。

そこで、説明する時間を頂いたから、ボランティアも企画書を作った方が良いかなと作成したのが、下記の企画書。手探りでどう書いて良いか分からないけど、熱意は伝わったかな。忍野村の教育長さん、教育課長さん、担当者の皆さんに20分ほど熱弁。

すると、ボランティアで潜ってくれることはありがたいんだけど、過去、事故もあって危ないんだけど・・・・。え・・・。事故・・・。何にでも事故は起こり得ます。(笑)。

では、事故が起こった場合の対処も考え、まずテスト潜水を。

まだまだ、忍野八海は、国の天然記念物、立ち入るためには許可が必要です・・・。

文化財保護法196条は、「史跡名勝天然記念物の現状を変更し、又はその保存に影響を及ぼす行為をして、これを滅失し、き損し、又は衰亡するに至らしめた者は、五年以下の懲役若しくは禁錮又は三十万円以下の罰金に処する」と規定しています。

テレビ東京「ゆうがたサテライト」に

昨日、ご紹介した貝とり網ですが、水中でどう使っているかを写真で紹介させていただきます。前回の7月8日実施したボランティア活動をテレビ東京「ゆうがたサテライト」の取材を受け、その模様が、7月21日5時17分に放送された時のテレビ画面です。潜っているダイバーの左手に「貝とり網」があるのがお分かりになるかと思います。

この視界は、潜ってすぐの状態なのでまだ見えますが、すぐに真っ暗になります。この時、私が現地に前日入りができず、潜ることができないため、浮いたままで、コインを拾ってました。 私は、ヘルメットにライトを2本付けています。これでも濁ると見えなくなりますね。

過去に3回ほどテレビ取材を受けている模様も今後、掲載して行きます。

 

貝とり網

コインを回収する実際の画像を皆さんにお見せしたいのですが、コインを回収する際の画像がアップできない理由が、コインを回収すると細かい砂が舞い上がり、視界がほとんどなくなってしまうため写真が撮れません。実際水中でどのようなに回収しているか。

この貝とり網を使っています。作業の効率を上げるため、網の入り口に金属の輪があって、スムーズにコインをいれることができます。これはヒットでした。浅野木工所さん、素晴らしい網です。

 

 

IMG_0255

トレビの泉とは違うんだけど。

忍野八海にコインを投げ込む行為が目立つようになったのは、ここ数年だという。水の中にコインを投げ込む行為でよく知られている場所は、イタリアローマのトレビの泉、後ろ向きにコインを泉へ投げ入れると願いが叶うという言い伝えがあり、投げるコインの枚数によって願いが異なるとされる。コイン1枚だと再びローマに来ることができ、2枚では大切な人と永遠に一緒にいることができ、3枚になると恋人や夫・妻と別れることができると言われる。3枚の願いはキリスト教が離婚を禁止していたという歴史の名残りであると言われ、このコインは半分がカトリック系チャリティ団体に寄付される。このコインを投げる行為が世界中に広まったから、忍野八海でもコインが投げ込まれるようになったのかなと。

忍野八海が、標高936mではなく低い標高の場所にあれば回収も簡単なんですが・・・。

IMG_0484

今日も

今日も忍野八海に多くの観光客が訪れているのだろうなと思いながら、外の天気をみることがある。忍野八海は、観光コースになっているので、例え今日のように曇り空でも多くの人が訪れる。晴れて富士山が見えるとまるで、原宿の歩行者天国並に多くの人でごった返す。

この美しい忍野八海を見ていただくだけでいいのですが、中には、コインを投げ入れられてしまう人がいるので、私たちがコインの回収にいかなければならなくなる。いつかは、コインの投げ入れがなくなり、このボランティアが無くなることを祈るばかり。

IMG_0254

回収したコインは。

回収したコインはどうするの?と質問を受けます。ボランティアダイバーは、コインを回収してすぐに、立ち会っていただいている村役場の方へコインを引き渡します。 伺った話では、忍野八海のうち湧池の所有者は「国」つまり財務省になっているので、回収したコインのうち日本円は、銀行を通じて歳入金として国庫に入るようです。一方外国の通貨等は燃えないゴミで処分されるようです。でも、よく見ていただくと、コインには、苔が付いたり、錆びたりしていて、とてもすぐに使えるような状態の貨幣ではありません。
IMG_1022

アルティチュード(高所)・ダイビング

アルティチュート(高所)・ダイビングとは標高が「300m」を超える場所で潜ることを言います。高所で潜水を行うことでの生理学上の問題は、①低酸素症、②低体温症そして③減圧症の発症の可能性が高くなります。

①高所では気圧が低く空気の密度も低いため、酸素分圧も低くなります。空気に占める酸素の割合は21%で同じですが、1回の呼吸で酸素が吸える分子量が少なくなります。

②湖で潜る場合は、海と違い水温が多くの場合は、低くなります。そうすると低体温症の可能せうが高くなります。その結果、減圧症に罹患しやすくなります。

引用:PADI  advanced open water diver manual

だから忍野八海で潜ることは、危険なんです。

写真は、ボランティアを始める前のコインの量がわかる写真。

thumb_IMGP1087_1024

初めてのボランティアで回収できた物。

初めてボランティアをした時、どう回収して良いかも分からず、全てが手探りでした。標高936mで潜水を行うことは、減圧症の発祥の危険が高く、ダイバーは敬遠する潜水なため、統計データも少なく、潜水時間を何分にして良いかも分からない。それでもiphoneを皮切りに多くのコイン(貨幣)を回収できました。回収して見て驚いたことは、コイン(貨幣)の層が20センチぐらいあって、積もっている(汗)ことがわかったんです。一体どれほど投げ込まれているのか・・・。(唖然)。コイン(貨幣)の中で一番多いのは、1円玉。その次が外国の貨幣。それから10円。5円。と。水面からキラキラ見えるのは、1円でした。

標高936m。水温12℃。無視界潜水。 こんな環境でのボランティア。いつまで続くのかなと本音は思いました。

次回は、このお金がどうなるのかをお伝えします。

 

たくさんのコインが・・・。

7月8日土曜日に実施した山梨県忍野村「忍野八海」湧池の潜水コイン回収ボランティアが、テレビ東京「ゆうがたサテライト」で取り上げていただきました。観光客によって、池の中にコインが投げ入れられ多くのコインが池の中に落ちている現実を多くの方に知っていただくことは、コインの投げ入れの減少につながると思います。image1[4]